目次 1:ピックルボールの基本ルール 2:ポイントの取り方 3:試合の流れ
ピックルボールの試合を見ていて、得点の数え方がややこしいなと思ったことはないでしょうか?
ここでは、ピックルボールの得点の数え方について詳しく説明していきます。
ピックルボールの基本的なルール
ピックルボールは他のネット競技と同様に、サーブから試合が始まります。サーブ後はお互いにボールを打ち返し、それを繰り返します。
サーブはアンダーサーブでベースラインの後ろから行い、サーブは対角線上の反対のサービスコートを狙います。
サーブとサーブのリターンに対する返球は打つ前に必ず1回バウンドさせなければなりません。その後はボレーでもバウンドさせて返球しても大丈夫です。
しかし・・・
ボレーしてしまった場合。また、ノンボレーゾーンに入ってボールを打つのは反則です!
ポイントの取り方
ピックルボールの試合の中で、最も重要なことそれは・・・
「サーブ権を取る」ことです。
ピックルボールはサーブ権を持っているチームにしか点数がはらないスポーツです。
つまり、サーブ権を持っている限りずっと点数を取ることができます。
サーブ権は自分のチームが、失点しない限りサーブを打ち続けることができます。
基本1ゲームの勝敗は11点先取です。(15点の場合もあります)
得点が10-10の時は2点差がつくまで試合を行います。3セットマッチで2セット先取した方が勝ちです。
それではサーブ権を持った状態で具体的に、どんな時に自分の得点になるのか見ていきましょう。
相手のボールがアウトになる
ボールがコートの外でワンバウンドしたら「アウト」です。相手が打ってきたボールがアウトになれば、自分にポイント入ります。
もちろん、一度コート内にバウンドしてからコート外に出た場合は「アウト」ではなく「イン」です。
ボールが線上に、少しでも触れていたらポイントが入ります。
相手のボールがネットにかかる
相手の打球がネットにかかった場合、自分に点数が入ります。
サーブ・ラリー時、自分の打った打球がネットに触れて相手コートに入った場合、自分にポイントが入ります。
相手がミスをする
ピックルボールは、「相手のミスを誘う」のが重要になってきます。
相手がミスをしたり、返球できなかった場合自分チームのポイントになります。
自分チームにサーブ権があり自分チームがミスした場合、サーブ権が移動します。
相手が反則行為をする
相手が以下のような反則行為をした場合、自分のポイントになります。
- ボレーをNVZ(ノンボレーゾーン)に入って打ってしまった場合。
- パドルに2回ボールが触れた場合。
- サーブする位置を間違えた場合。
自分チームにサーブ権がある場合のみ、ポイントが入ります。
相手チームにサーブ権があり相手が反則行為をした場合、サーブ権が移動します。
試合の流れ
上記の通り、どちらかがミスをしたりビシッと決めたりしていくとポイントが入っていくわけですが、どうすれば勝敗がついて試合が終わるのでしょうか?
試合の流れを見ていきましょう。
ゲーム
「0」からスタートして「1,2,3,4…10,11(または15)」までポイントを重ねると、「ゲーム」を1つ取ったことになります。
つまり、先に11(または15)ポイント取ったほうが1ゲームを獲得できます。
セット
ゲームは全部で3試合行います。先に2セット取ったチームが、勝利となります。
コートチェンジ
- コートチェンジするパターン①
自チームがショットを決めたり、レシーブチームがミスした場合、ポイント入ります。
その次のサーブは同じ人がコートを替えて(左右に移動)再びサーブします。
- コートチェンジするパターン②
サービスチームがミスした場合、サーブを行った人のパートナーがサーブを行います。この時のコートはそのままです。ポイントが入った時のみ、コートチェンジが行われます。但し、ゲーム開始時のみサーブ権を持つチームは、一人しかサーブすることができません。
- コートチェンジするパターン③
試合中11点マッチの場合6点、15点マッチの場合7点で相手と自分の陣地(コート)を入れかえます。