ピックルボールとは 基本ルール

ピックルボールのシングルス/ダブルスのルールは?間違えやすいサーブの順番などを解説!

目次
1.シングルスとダブルスの違い
2.ピックルボールの基本はディンク
3.ダブルス/シングルスの基本フォーメーション
4.サーブ
5.レシーブ

よく見るピックルボールの試合は基本的にダブルスですが、実はシングルスもあるって知っていましたか?

ダブルスはラリーが長く続くのに対し、シングルスはダブルスに比べてラリーが続かずポイントがすぐに決まります。

ここでは、ピックルボールのシングルスとダブルスの基本的なルールについて解説します。

シングルスとダブルスの違い

テニスや、バドミントンはシングルスとダブルスではコートの広さが異なりますが、ピックルボールのコートの広さはシングルスもダブルスも一緒です。

ピックルボールの基本はディンク

では、ここからピックルボールの基本的な考え方をおさえていきましょう!

他のネット競技は基本的に、ネットに近いところから打てるボレーが有利とされていますが、ピックルボールではそうではありません。

ピックルボールは相手のミスを誘うスポーツなので、ネット前に落とす「ディンク」が有利なのです!

「ディンク 」を打ち続け相手がボールがネットを越えないミスやチャンスボールが来たときにボレーで決めることができます。

そのため、ピックルボールでは基本的に「ディンク」を打ち続けミスを誘う、チャンスが来たらボレーという構造になっています。

これはピックルボールをプレーする上でも、観戦する上でもとても重要なことなので、しっかりと理解しておきましょう!

ダブルス/シングルスの基本フォーメーション

コート内の立ち位置も勝負に影響します。ゲームの流れや相手ペアのプレースタイルなど、そのときどきでフォーメーション(隊形)を変えられると勝利へ近づきます。

ダブルスのフォーメーション

ダブルスの基本的なフォーメーションを3つご紹介します。

前後隊形 

ペアの1人がベースライン付近、もう1人がノンボレーゾーンラインより少し後ろに位置する陣形です。

後衛と前衛の役割が明確に分かれていることから自分がやらなければならないことを理解し易いため、始めて間もない方でも取り組み易いフォーメーションです。

リターンの時、レシーバーは必然的にベースライン付近に位置しなければなりませんが、レシーバーではないもう1人は通常最初からノンボレーゾーン付近に位置します。

従って、リターン時の最初の形は雁行陣のフォーメーションになります。

並行隊形(2アップ)

 

ペアの2人とも、ノンボレーゾーンラインより少し後ろに位置する陣形です。

ピックルボールには、ノンボレーゾーンに触れているとノーバウンドのボールに手を出せないという独自のルールがあります。

そのため、ノンボレーゾーンラインとベースラインの真ん中あたりに位置し、どの返球に対しても反応できるようにします。できるだけノンボレーゾーン近くに位置することは試合の中で優位になります。

このフォーメーションがよく使われます。

2バック

ペアの2人とも、ベースライン付近に位置する陣形です。

対戦相手からスマッシュ等を受けることが分かった場合(例えば、こちらの打ったボールが対戦相手のチャンスボールになってしまった場合)等に、ペアの2人が同時にベースライン付近に下がることによって対戦相手の打ったボールを打ち返せる可能性が高くなります。

しかし、コートの前がガラ空きになるのでチャンスを見てできるだけ早く他の陣形に移行することをおすすめします。

シングルスのフォーメーション

ダブルスと同じ大きさのコートを使用するため、シングルスではプレーヤーの守備範囲が広くなります。

「相手の立ち位置が中央ならば、中央を守る」、「相手がクロスに行けば行くほど、よりクロス側を守る」

というのが基本的なベースラインのポジションの考え方です

相手のポジションによって自分のポジションが変わってくるので、相手の打てる範囲を理解しベストポジションを見つけましょう!

サーブ

サーブ権の順序について、詳しく説明します。

ダブルスの場合

まず、どちらのペアからサーブするかじゃんけん等で決めてから、ゲーム開始です。(サーブをする際は、審判のコールを待ってからサーブします。)

※新しく始めたダブルスの試合の開始時は、サーブ権を持つ側チームの 1 人だけがサーブすることができます。その1人がフォールトすると、サービス権はレシーブ側チームに移ります。

サーブ権は両方のプレーヤーともサーブを打つ機会があり、2人ともフォールトするまで得点できます。(新しく始めた試合の最初のサービスの場合を除きます。)

サイドアウト毎の最初のサーブは右側(ネットに向かって右・偶数サイド)のコートから行います。得点が入ったらサーバーはサイドを変え、左側(ネットに向かって左・奇数サイド)のコートからサーブします。

連続して得点している間、サーバーはフォールトするまで左右のサイドを交互に移動して続けます。

フォールトしたら1番目のサーバーはサーブ権を失い、パートナーは1 番目のサーバーがフォールトしたサイドの反対側のサイドからサーブします。(新しく始めた試合の最初のサービスの場合を除きます。)

パートナーがフォールトするまでサーブを続け、パートナーもフォールトしたらサーブ権が相手チームに移ります。

サイドアウトでサービス権が相手チームに移ったら、相手チームの最初のサーブは右側(偶数サイド)コートから行います。

シングルスの場合

シングルスの場合、サーバーは自分のスコアがゼロ又は偶数の時は右側(偶数サイド)コートから、自分のスコアが奇数の時は左側(奇数サイド)コートからサーブします。シングルスでも点数が入ればサイドを移動しながらサーブを続けます。

レシーブ

ピックルボールのレシーブは、サーブする人の対角にいる人がレシーバーになります。それ以外の人が打ち返すとフォールトとなりサーブ側の得点となります。

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