目次 1:タイブレークの確認方法 2:タイブレークのルール 3:サーブの交代
ピックルボールには「同点」というものがありません。
お互いに一歩も譲らず、獲得ゲーム数が「10-10」までもつれ込んだ試合(セット)に強制的に決着をつけるのが、「タイブレーク」という仕組みです。
タイブレークは「短い延長戦」のようなもので、1プレイ1プレイが勝負。展開が早く、ミス一つで流れが変わることもあるので、独特な緊張感があります。
そんなタイブレークを楽しんで観戦するためにも また、トーナメントなどでタイブレークにもつれ込んだときのためにも、
しっかりとルールを知っておきましょう!
公式ピックルボールの試合は11点マッチと15点マッチがあります。
11点マッチの場合は最大17点まで 15点マッチの場合は最大21点まで試合が続きます。
タイブレークの確認方法
公式ピックルボールの試合は、3セットマッチで先に2セット取った方が勝利となります。
1セットを取るためには、先に11ポイントに達しなければならないのですが、ポイントカウントが「10-10」になった場合に「タイブレーク」が行われます。
スコア表でも、タイブレークになったかどうか確認することもできます。
通常の試合は11点マッチですが、例えばスコア表が「10-10」の同点や「11-10」「13-14」のように10ポイントを超えていてかつ2点差がついていなければタイブレークしています。
このように、試合をみていなくても、スコアからタイブレークの結果がわかります。
タイブレークのルール
タイブレークは「2ポイント以上の差」というルールがあります。
相手が9ポイント以下なら「11-9」「11-7」などとポイントを取ったら終われますが、「11-10」の時点ではまだタイブレークが続きます。
「12-10」「14-12」など2ポイント差がつくまで試合は続きます。
サーブの交代
サーブはペアそれぞれに1球ずつサーブを打つ機会が与えられ、ミスをしない限りは同じ人がサイドを変えながらサーブを打ちます。
ゲーム開始時のみ、コートの右側からサーブします。
1人目のサーブの時にミスをしたら2人目がサーブをし、またミスをしたら相手側にサーブ権が移る仕組みです。
しかし、ゲーム開始時は一人目のサーブの時にミスをしたら、すぐに相手側にサーブ権が移るという特別なルールになっています。
※ポイントはサーブ側にしか入りません。
タイブレークの場合も、サーブの交代は同じように進行します。